世界中にコアなライカファンが居る。そしてライカファンの間でライカに関する様々なうわさ話が飛び交っている。本ページでは、ライカに関するうわさ、ライカ 新製品情報のうわさについて記事掲載を行う。
ライカにはMシステム(別名 M型ライカ)と呼ばれる伝統的なレンジファインダー カメラシステムが存在する。Mシステムは約4~5年毎にフルリニューアルが行われその中間の約2年毎にマイナーチェンジが行われる。M型ライカはライカのうちで最もコアなファンが多いカメラシステムであるがそのライカファンの中でレンジファインダーの代わりにEVFを搭載したライカM EVFの登場を望む人達が居る。筆者もそのうちの一人である。
M型ライカにはMマウントと呼ばれるレンズを用い、1950年代に発明されたMマウントレンズは魅力的なレンズが多くある。50年前に発売されらSummicron-M f2/50mmは当時その圧倒的な解像度の高さと描写力の良さで大人気のレンズとなり、今でもそのファンは多く居る。それと同時にAPO Summicron-M f2/50mmや、NOCTILUX-M f0.95/50mmという革新的なレンズも存在する。Mレンズのラインナップが豊富なのはM型ライカと呼ばれるレンジファインダーカメラの魅力によるところが大きい。M型ライカは1950年代に発売されたLEICA M3は発売当時に既にカメラの完成形と言われそのDNAを受け継いだMシステムは多くのファンが存在する。
M型カメラはレンジファインダー方式のマニュアルフォーカスカメラであるが、現代の一眼レフカメラやミラーレスカメラのようなオートフォーカス撮影はできないが目の前の光景をレンジファインダーで切り取る感覚、視野率100%以上(撮影される範囲の外側までファインダー内で見える)など、一眼レフやミラーレスカメラには無い撮影する楽しさがある。
そんなMシステムは発売から50年以上が経過したこともありライカファンの平均年齢は高齢化してきている。高齢化と言えば視力の衰えである。M型ライカはブライトフレームを使って手動でフォーカスする仕組みのため視力が悪くなるとフォーカスが合わずにピンボケ写真になる確率が上がってしまう。レンジファインダーカメラはその仕組み上、ピント合わせを行う際に中心部を拡大することもできず、当然オートフォーカスも行うことができない。そんなライカファンにとっての願いの一つがM型カメラのEVF化なのである。
実は、ライカにはMシステムの他にQシステムやSLシステムのようなEVFカメラシステムが存在する。ライカQ2やライカSLには高精細なEVFが搭載されており専用レンズを使って高速オートフォーカス撮影ができる。そして、ライカM10-PやライカM10-D、ライカM240などのM型ライカにも外付けで電子ビューファインダー(EVF)がありEVFを使うことができる。レンジファインダーでの撮影は楽しいがEVFを使うことによりより正確なマニュアルフォーカスを行うこともできまた暗い場面でも正確なピント合わせができる。
ライカにはEVFの技術は既に備わっているのだ。M型ライカのもう一つの魅力は一眼レフや国産のミラーレスカメラと比べると小型であることである。カメラボディはもちろん、レンズにおいても国産一眼カメラと比べると小さいのでスナップ撮影時に被写体に威圧感を与えることなく自然な空気感まで撮影できると言われている。
ライカMシステムのレンズには優れたレンズが多くM型ライカファンは何本もの高価なMマウントレンズを所有している方にとってそのレンズ資産が生かせるMマウントのEVFカメラの登場が期待されている。
そこに来て、2019年、令和の時代になって我々ライカファンの中に飛び込んで来たのがボディ無いにEVFを搭載したM EVF(仮称)発売のうわさである。うわさによると2020年にM EVFが発表されそして発売されるというのである。ライカには既にQシステム、SLシステムに搭載された高性能EVF技術があり今後の技術開発によりM型ボディに収められる小型のEVFが搭載されたM EVFの発売も夢から現実に近づきつつある。
ライカM10-RとはライカM10のボディに(2019年3月に発売された)ライカQ2に搭載されている4700万画素センサーが搭載される高精細M型カメラである。という噂があったが2020年月現在4000万画素のセンサーが使われるという噂もある。もしかしたらM11という名称になるかも知れないし、M10-Pと同じボディのセンサーのみが2400万画素⇒4000万画素にパワーアップされたM10-Rというボディ名称になるかも知れない。
2019年3月に発売されたライカQ2によって様々な社員が写真共有サイトで発表され続けている。現行M型ライカの2400万画素でも十分魅力的であるが、さらに高精細な写真を撮影することができM10-Rの登場を待っているユーザーも存在する。
2400万画素の現行MシステムはRAWデータの画像サイズは20MB/枚程度であるがQ2のRAWデータサイズは70MB/枚程度と大きなサイズになる。画像サイズが大きくなると撮影データを保管するためにより大きなハードディスクやメモリが必要になり、またレタッチ(現像)するためにもより高性能なパソコンが必要になる。2019年、令和の時代になりハードディスク容量は益々大きく安くなりまたパソコンの性能も数年前とは比べものにならないくらい高性能になっている。いよいよ4000万画素のカメラが活躍できる時代がやってきたのだ。
4000万画素のライカM10-Rが発売されたとして高画素版のM10-Rが欲しいという方も居ればまた現行の2400万画素のM10-Pを欲しいというユーザーも一定数以上存在すると思われる。M10-Rが発売されたとしても筆者は現在使っているM10-Dで十分満足しておりすぐに買い換えまたは買い増ししようとは思わないが、M10-Rを望むユーザーにとってはその発表が待ち遠しいものであろう。
ライカは、今までモノクローム専用のイメージセンサーを搭載したモノクローム専用機を発売してきた。ライカM9をベースに開発したMモノクローム、ライカM-Pをベースに開発したMモノクローム(Typ246)、そして今噂されているのがライカM10-Pをベースに開発中のM10モノクロームである。
2015年11月にライカSLが発売され約4年が経過しておりライカの新製品発表周期から予想するとそろそろフルリニューアルに近づいている。以前何かの記事で読んだのであるが海外のライカ製品発表会場でライカの幹部がライカSL2の発売が近いという情報をポロリ発言したのだという。2019年3月に発売されたライカQ2はセンサー解像度がそれ以前の2400万画素から4700万画素に大幅向上しており、またライカQ2を使ったユーザーの評判もかなり良いので同じ4700万画素センサーが使われるSL2の発表はいよいよ近づいてきたと感じる。
2019年6月に入り、現行ライカSLの購入キャンペーンが始まった。ライカSLボディとライカSLレンズを同時に購入すると最大12万円がキャッシュバックされるというのである。ライカSLシステムのフルリニューアル時期が近づいている中、最大12万円もの購入キャンペーンが始まったとなるといよいよフルリニューアル版ライカSL2の発表も近づいているのだろう。SL2の発表が行われ次第最新情報をお届けしたいと思う。
ライカ新製品情報の発売のうわさを紹介する。順次記事掲載を行うのでお楽しみに。掲載予定記事は次の通り。
ライカのうわさ情報 TOP
ライカの中身は一部日本製であるという噂を検証
ライカ M EVF、いよいよ発表のうわさ!?
ライカ M10X、4700万画素センサー搭載の高画素M型ライカ
ライカ SL2、ライカQ2と同じ4700万画素センサー搭載の新型SLシステム
2020/7/16 ライカ M10-R レビュー
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