2020/7/16にライカが発表した新しいMシリーズのファミリー、ライカ M10-R レビュー。新しいLEICA M10-Rは事前の噂通り、4000万画素のセンサーをM10のボディに詰め込んだ高画素モデルである。M10-RのRはレゾリューションのRだそうだ。
ライカ公式、M10-Rの発表会の様子
関連リンク:
⇒ ライカ M10-R 公式サイト
⇒ ライカM10-R 作例
ボディはM10タイプ、(M10-PでなくM10のように)赤いのロゴ入り。ボディはM10と同じであるが、シャッターはM10-P、M10-Dと同様に静かなシャッターユニットが使われている。
M10-RはMシリーズの新しいファミリー(家族)であり、新しい赤ちゃんである、と家族を例えながらトークしている姿が印象的である。
ライカ M10-R 公式サイトによると、発売日は2020年7月20日である。
画素数が2400万画素⇒4089万画素にパワーアップ
連続撮影速度 5コマ/秒⇒4.5コマ/秒にわずかにスペックダウン。しかし、ライカは連写で写真撮影するカメラでは無いので0.5コマ/秒の違いは誤差の範囲であり使用上問題になることは一切無いだろう。
ライカM10-Rは今までのMシリーズ2400万画素から4000万画素へ大幅に画素数がアップした。APO-Summicron-M 50mm f/2など高性能レンズを使って撮影する際にその解像度が生きてくるだろう。風景写真を撮影する際などにその高画素が生きてくるだろう。4000万画素になったことにより、より大きく引き延ばしてプリントした場合もライカの高性能レンズの性能を最大限引き出すことができると思う。
ライカM10シリーズ2400万画素で撮影した場合のRAWデータは25MB程度であったが、ライカM10-Rで撮影するとRAWデータ(14bit ロスレス圧縮)のファイルサイズが40M~60MBになるという。M10シリーズで撮影した写真ファイルは平均25MB(21MB~31MB)程度なので写真ファイルサイズは約2倍である。
ファイルサイズが大きくなる分、より大きなメモリーカード、パソコン上で現像処理する場合は、より高性能なPCとより大きなハードディスクが必要となる。
筆者は、現状の2400万画素で十分に満足している。少なくとも画面上で写真を鑑賞するだけなら2400万画素でもオーバースペックである。
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