LEICA M3(1958年製造)(筆者撮影)
ライカとは、ドイツの光学機器メーカーであり、高額機器メーカーでもある。ライカとは一般的に高級レンジファインダーカメラMシリーズを開発・販売しているメーカーとして有名であるがその歴史は古い。カメラメーカーとしてのライカは今から100年以上昔の1912年にエルンスト・ライツ社の技術者オスカー・バルナックが映画用カメラを試作したことから始まる。
翌年の1913年、オスカー・バルナックによってライカカメラの原点といえるスチールカメラ「ウル・ライカ」が3台制作された。ウルは「元祖」という意味を持ち試作品として制作されたが基本的な機構は現代の35mmカメラへと脈々と受け継がれている。
ウル・ライカが作られる以前のスチールカメラと言えば大きくて重いガラス製の写真乾板を使用する木製の大型カメラが主流であった。ウル・ライカは大型のガラス製写真乾板ではなく、35mm映画用フィルムの2コマ分を使う24mm×35mmサイズのフィルムを用いた。この24mm×35mmサイズは現代のフルサイズカメラにおいてもそのままのサイズで使われ続けている。
ウル・ライカ製作から10年余り経過した1925年に市販一号機ライカI(A)が生産開始された。ライツ社のカメラであるという意味で「Leitz Camera」を略して「Leica」という名付けられた。これがライカの始まりである。
ライカがはじめての人にとってのライカとは何だろう。ライカとは何かについて箇条書きにしてみる。
はじめてのライカ TOP
ライカとは
カメラには二種類しかない。ライカかそれ以外かだ
初めてのライカ、おすすめのライカはこれだ
ライカの選び方
レンジファインダーとは
ライカ ブライトフレームの仕組み、種類
ライカ なぜ楽しい
ライカの魅力
ライカは何が凄いのか
ライカ なぜ高い
2020/7/16 ライカ M10-R レビュー
2020/3/2 ライカ、レンジファインダーでフォーカス合わせをしやすくする方法
2019/10/16 アベイラブルライトとは
2019/10/13 ライカでニコンのスピードライト(ストロボ)を使う方法
2019/10/12 ライカを100倍楽しむ、Adobe Lightroomの使い方
2019/9/7 ファームウェアとは
2019/9/2 クロップとは
2019/8/14 パララックスとは
2019/8/11 中古レンズの選び方
2019/8/11 基準長とは